• ホーム
  • 資産運用にジュエリーや貴金属ってどう?

資産運用にジュエリーや貴金属ってどう?

資産運用の対象には大きく、実物資産と金融資産の2つがあります。
それぞれの違いは、簡単には実物があるかどうかで判断され、例えば、土地や貴金属が現物に該当します。
中でも貴金属は価格が上がれば一般の人の売却が盛んに行われるなどメディアに取り上げられることもあり、広く認知されています。
貴金属による資産運用は、通常、金・プラチナ・銀を対象として行われることが多く、その代表格が金になります。
一般的なジュエリーの買取に関してはダイヤが代表的な商品になり、金ほどではないにしても取引が行われています。
貴金属を運用の対象にする場合には第一に流動性を考慮する必要があり、まず、ダイヤモンドはその点では不利になります。
大きな理由として指輪についている程度では対象にならないことがあり、買取で非常に安い値がついてしまいます。
ダイヤでよく見られるケースは相続などで指輪を貰うなどがありますが、台座が純金であれば相応の価値になるものの、そのほとんどはダイヤのみでは大きな値が付くことはありません。
仮に付くとすればカラットやカラーなどに秀でている必要があり、例えば1カラットに満たない小さなものなどは運用対象とはならないことを理解しておく必要があります。
ジュエリーには貰ったシーンなどお金では測れない価値があります。
手元に置くことで想いを残すこともでき、リメイクをすることも1つの方法になります。

金による資産運用はダイヤとは異なり、より現実的な方法と言えます。
例えば、買取に出す場合、鑑定はするもののあくまでもグラムに対して価格が決められ、指輪などで仮にリメイクをしたとしても関係ありません。
金は古くから、その希少性を理由に世界中で資産として扱われており、紙幣が登場するまでは通貨として利用されてきた歴史を持ちます。
また、権力の象徴や富の象徴としても尊重されてきました。
投資においては有事の金として知られており、最も価値を発揮するのは戦争や経済危機、自然災害が起きたときなどが挙げられます。
プラチナや銀も同様な特徴を持つものの市場・流動性においては金が最も大きく、つまり、換金がしやすいことを意味しています。
金は、資産性においては信用不安やインフレリスクに強く、長期の資産形成向けの商品という特徴を持ちます。
まず、信用リスクが無いことがあり、ペーパー資産が破綻をすれば価値が無くなるのに対し無価値になることはありません。
一方、投資においては弱点があります。
それは利息を生まないことがあり、所有をしているだけでは資産を大きく増やすことができない商品になります。
運用面で利益を得るには購入時の価格より金価格が上昇したときに売却をする必要があり、その時期は誰もわからず、相応の期間を保有する必要があります。
かつてはプラチナより価格が上がることはなかったものの現在はプラチナよりも高く、価格も上昇しており、貴金属店や買取店で売却をする人も多くいます。

金には複数の投資の考え方がある

金の投資にはいくつかの方法があり、現物を貴金属店で購入する方法とETFや純金積立を利用する方法があります。
店舗窓口の利用は従来から行われてきた方法であり、ここでは、代金と引き換えに金を購入します。
最も手軽なものには金貨の購入があり、ウィーン金貨などが代表になります。
インゴット(金地金)購入もあり、金額は大きくなるものの重量があるため購入をした満足感を得ることができます。
現物の購入で注意したいのは知名度のある信頼できる店舗を選ぶことがあります。
例えばインゴットであれば貴金属メーカーや地金商の刻印が押されており、この場合、売却時にも間違いのない製品として扱われます。
ETFや純金積立は現物を手にしないで行う投資方法になります。
なかでも手軽に行えるのが純金積立であり、毎月数千円といった少額を積み立てることで金を購入することができます。
通常ドルコスト法が用いられており、この方法は安い場合には多く、高い場合には少なく購入をすることで投資メリットを得ることができるようになっています。
金の資産運用で注意点の1つに税金があります。
売却をして利益が出た場合には譲渡所得扱いになり、所有期間5年以内と5年超とで計算方法が異なります。
ただし他の所得と合わせて総合課税の対象となるために、確定申告をすることで税負担を軽くできる可能性もあります。